痛みの少ない痔手術はないでしょうか?

ジオン注射による痔硬化療法や痔核ヤグレーザー照射術などは、痔を切らないので比較的痛みの少ない治療方法です。

痔手術は保険診療でされているのでしょうか?

当院では原則痔手術を保険診療で行っております。

痔手術を受けた後、どの程度の休養が必要でしょうか?

ジオン注射で1~2日、ヤグレーザー照射術で3~4日、PPH痔核結紮切除術、粘膜下痔切除術で5~10日ぐらいの目安です。また、術後3週間は力仕事や旅行は控えていただいております。

完治するまでで、何回ぐらいの通院が必要ですか?
痔核手術では6~8回程度が目安です。完治は合併症がなければ1~2ヶ月程度です。
痔瘻手術では、6~12回程度の通院が必要です。完治は単純痔瘻で2~3ヶ月、複雑痔瘻で3~6ヶ月です。
術後の痛みはどの程度でしょうか?
安静にしていれば、鎮痛剤や鎮痛軟膏を使用することで痛みをコントロールできます。
ただし、排便時や長時間の座位や立位を続けると痛みが出ます。個人差もありますが、術後2~3週間ぐらい続きます。
痔瘻は手術が必要でしょうか?

基本的には根治させるためには手術が必要です。但し専門医が触診してもほとんど痔瘻孔の硬結を確知しない状態のものは、経過を見て判断してもいいと思います。

痔核(イボ痔)の手術を受けるタイミングは、どのように判断すれば容易のでしょうか?

こちらの資料をご覧下さい → 痔の手術を受けるべきかお悩みの方へ

裂肛(切れ痔)の治療を教えてください。
基本は肛門への注入軟膏と緩下剤による治療で完治を目指します。
ただし、肛門狭窄(肛門が狭くなっている状態)をきたしている場合や、長い経過で裂肛部分が強い瘢痕状態となっている場合や、繰り返す再発例などは、手術適応になります。
いつクリニックに行けば治療が受けられますか?

当院では予約診療は行っておりませんので、診療時間内に来院して頂ければ来院順に診察させて頂きます。ただし、手術を希望される場合は診察時に手術日を予約して頂いております。

便潜血陽性で大腸を調べたい、大腸癌やポリープが気になるのですが、どのような対応になりますか?

当院では受診されればできるだけ早く検査ができるように大腸ファイバー検査を予約させて頂きます。また、当院では極力悩みのない検査を心がけておりますので、安心して検査を受けていただけます。切除が必要なポリープを発見した場合は、内視鏡的ポリープ切除術も行っております。当院では大腸癌も多数発見し専門病院に紹介させていただいております。

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