痔などの肛門科、消化器科の専門クリニック　～大阪～

直腸粘膜全周を環状に切除することにより粘膜のたるみが消失し、さらに痔核への血流が遮断される事より脱肛・痔核を退縮・治癒させる手術。

術後の疼痛が少なく、早期社会復帰が可能。肛門縁に傷がないので、消毒が不要である。

低温で人体に優しい超音波メスを用いて痔核を切除もしくは粘膜下にて痔組織を変性させることにより痔を治す手術。

手術創の熱損傷が少ないので、ほとんど腫れない。術後の痛みが軽く、出血もほとんどない。術後合併症が稀である。

出血が少なく、深部への熱傷を起こしにくいレーザーを用いて痔核を切除する。

従来の電気メスで切除する方法と比較して肛門狭窄等の合併症が少なく、創痛もやや軽い。

痔核に対し、半導体レーザーを照射し、痔核を治療させる方法です。

痔核を切除せず、レーザーにて治癒させるので、創痛や術後出血が少ない。

コンピューター制御電気メスを用いた痔核切除術。

切除創は閉鎖される為、術後分泌液が少なく、
創痛も軽い。

ラバーバンドを痔核に結紮することにより、痔核を退縮・脱落させることにより治療させる方法。

麻酔が不要で短時間で簡単に行える。痛みも少なく、繰り返し行える。

痔核に硬化剤を注入する事により、痔を固めて出血を止める治療法で痔核の退縮も期待される。

麻酔が不要で短時間で簡単に行える。痛みも少なく、出血の多い痔に有効である。

新しい痔硬化療法薬である硫酸アルミニウム・タンニン酸注射液（ジオンR）を痔核に注入する事により、痔核を退縮させる。

軽度～中等度の痔核では切除に近い治療効果がある。一方、施術後の痛みは少ない。

経肛門的に脱出する直腸粘膜を縫縮する方法。

最も体に負担がかからない直腸脱根治術で合併症も少ない方法。

経肛門的に脱出する余剰直腸粘膜を輪状に切除する方法。直腸粘膜の脱出が大きい場合に行われる。

術中出血量が少し多くなるが、経肛門的に手術を行う為、閉腹による直腸脱根治手術と比較すると体の負担が少ない。

痔瘻を切除又は、瘻管を切開する事により、治癒させる方法。

一般的に行われている痔瘻根治手術です。

肛門周囲皮膚に2ヶ所以上の瘻孔が開口しています。内外肛門括約筋を通る瘻孔が枝分かれしている型です。

当院では括約筋をなるべく温存し、皮膚の切除を最小限とする手術を行っております。

瘻孔が殿部の奥深く（坐骨直腸窩）に連なる為、切除創も深い範囲に及びます。Ⅳ型（骨盤直腸窩）痔瘻ではさらに奥深い範囲まで切除が必要となります。

括約筋温存術式を採用する事で、術後の肛門機能障害を極力きたさない様に注意しております。

痔瘻を切除せず、特殊な糸を瘻管に通して結紫し治癒させる方法。

手術浸襲が小さい為、創痛が少なく早期の社会復帰が可能。

括約筋の一部に浅い切開を加える事で、肛門の緊張をとり、裂肛の自然治癒を促す方法。

メスを挿入する小さな創のみですぐに治癒し、痛みもほとんどありません。
肛門狭窄を伴う裂肛は適応外。

裂肛及び、周囲の瘢痕組織を分離結紮して治癒させる方法。

簡便な方法で慢性裂肛に伴う軽い瘢痕、見張りイボ、肥大乳頭もしくは、肛門ポリープを伴う場合などに有効。
肛門狭窄を伴う場合は適応外。

瘢痕組織を裂肛を共に切除し、皮弁を移動させて狭窄部に充填し、裂肛を治癒させると共に、肛門狭窄を解除させる方法。

肛門狭窄を伴う慢性裂肛に対して施行。
瘢痕が強度な場合はＶＹグラフト法を行う。

当院で開発したシリコンラバー製、人工括約筋を肛門皮下に挿入する事により弱っている肛門括約機能を回復させます。

皮下に埋没するだけの低侵襲の手術です。高齢者や外傷等による括約筋機能が低下している場合に適応があります。